「もう3ヶ月経つのに、まだイライラが治まらない」「いつになったら元の自分に戻れるんだろう」
ガルガル期の期間は個人差がとても大きく、「○ヶ月で終わる」と一概には言えません。ただし、早く落ち着く人と長引く人の間には、いくつかの違いがあります。
ガルガル期の一般的な期間
早い人で産後1ヶ月程度、多くの場合は産後3ヶ月前後で徐々に落ち着いてきます。ただし、半年〜1年以上続くケースも珍しくありません。
ホルモンバランスの回復スピードには個人差があり、また授乳中はオキシトシンの分泌が続くため、授乳期間が長いほどガルガル期も長引く傾向があります。
早く落ち着く人の共通点
周囲のサポートが厚い。
夫が育児に参加している、実家のサポートがある、産後ケアサービスを利用しているなど、一人で抱え込んでいない。
睡眠がある程度確保できている。
夜間の授乳を交代できている、日中に仮眠を取れる環境がある。
自分の状態を理解している。
「これはガルガル期だ」と自覚しているだけで、無用な自己嫌悪が減り、精神的な負担が軽くなります。
長引く人の共通点
ワンオペ育児。
夫の帰りが遅い、実家が遠い、頼れる人がいない。一人で全部を背負っていると、ストレスが蓄積しガルガル期が長期化しやすくなります。
夫や家族の無理解。
「気にしすぎ」「いつまで続くの」と言われると、ガルガル期はむしろ悪化します。
完璧主義。
「ちゃんとした母親でなければ」というプレッシャーが、心の余裕を奪い続けます。
長引いている場合の対処
期間が長引いていると感じたら、以下のことを試してみてください。
まず、頼れるサポートを一つ増やす。 自治体の産後ケア、ファミリーサポート、一時保育——何でもいい。一つだけ、今より楽になれる手段を見つけてください。
パートナーにこの記事を見せる。 「長引いているのは私のせいじゃない。こういう要因がある」と共有するだけで、状況は変わり始めます。
不調が深刻な場合は専門家に。 ガルガル期が長期化しているのではなく、産後うつに移行している可能性もあります。「眠れない」「食べられない」「消えたい」という気持ちが続くなら、迷わず産婦人科や心療内科に相談してください。
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※この記事は夫婦関係の改善を目的とした情報提供であり、医療上のアドバイスではありません。心身の不調が続く場合は、かかりつけの産婦人科や心療内科にご相談ください。